みなさんは、心の中で賭け(かけ)をしたことが何度もあるのではないでしょうか。過去に私は何度もあります。
「心の中で賭けをする」とは、例えば次のような事です。
(1)あと、10秒で信号が変われば、何か良いことがある。
(2)横断歩道の白線を踏み外さないで渡りきれれば、何か良いことがある。
(3)道路わきの白線を踏み外さないで向こうまで歩ければ、地球は滅亡しない。
などです。
ここで注意しなければならないのは(3)のようなマイナス思考の心の賭けの場合です。確かに、賭け事は(実際に金銭を賭けなくても)ワクワクして楽しいものです。私も競馬のG1レースを1年間買い続けたことがありますが、結果的にトントンで終わって、少しも儲かりませんでしたが、レースを見ているときにはワクワクして楽しい思いをしました。
賭け事には大きな落とし穴があります。賭けに勝ったときには「得られる」のでいいのですが、賭けに負けたときに「失う」ということです。たいてい、人は賭けに勝つまで、ずっと賭け続けることになります。これでは心の平静が保てません。いっそのこと「賭け」をやめてしまったほうが、ワクワク感はなくなりますが、心の平静を保つことができます。心の平静は即(すなわ)ち、心の幸せを意味します。
また、「神(または悪魔)に誓う」ということがあります。例えば次のような事です。
(1)神(または悪魔)に誓って、これをやり遂げる。もし、やり遂げられなければ、命をとられてもかまわない。
(2)病気(特に難病)が治れば、神の存在を信じる。
などです。
人は常に心の支えを探しています。クリスチャン(キリスト者)は神の存在を心の支えとしているでしょうし、自分の子供の成長を心の支えとしている人もいます。高価な物品を買い集めて所有することを心の支えとしている人もいます。
新約聖書には「神に誓ってはいけない」と書かれています。この解釈は、「畏(おそ)れ多い神を安易に誓いの対象に使ってはいけない」という意味だと思います。
心のしがらみから開放されるために、「心の中での賭け」をやめ、平穏なこころを得られてはいかがでしょうか。
それでは、また。
第六法則(余裕をつくる)
2011年05月11日15:20
2010年12月26日19:36
第六法則(余裕をつくる)について書きます。
「忙しい」という漢字は「心を亡ぼす」と書きます。
人は忙しい時には、自分を見失ったり、正しく考えられなかったりします。
忙しくても充実していたり、正しく物事が運んでいれば、その限りではありませんが。時間に追われていたり、仕事や勉強に追われ、あせった状態では人は判断を誤りがちです。
(1)時間に余裕をつくる
みなさんは朝、列車の時間に間に合わなくて、駅まで走った経験はありませんか?駅まで走るよりも、もう少し早起きした方が、時間に余裕がもてて、ずっと楽です。
私もなかなか早起きができなかったのですが、ひょんなきっかけで早起きするようになりました。早いときには朝5時に起きます。早起きするためには、睡眠時間を確保するために少し早めに寝る必要がありますが。
「早起きは三文の徳」と言いますが、三文とは、現在のお金にして150円ぐらいです。でも、私は心のゆとりを得る早起きは1000円以上得をした気持ちがします。
(2)80%の力で行う
第一法則(幸せは真中にある)の「頑張りすぎない」にも書きましたが、心と体の出力を100%出し切らずに80%におさえ、残りの20%の余裕でコントロールし、自分を見失わないようにします。
(3)道を1本にしない
人は「これしかない!」と道を1本にしがちです。その1本道がダメならば、あきらめてしまいます。道は1本ではありません。方法はたくさんあります。少なくとも3通り考えて、その中で一番良い方法を選びます。選んだ方法でダメだったら、次の方法で再度やってみます。
(4)期限ぎりぎりにする必要はない
たとえば、レンタルでDVDやCDを借りたとき、みなさんは期限いっぱいまで借りてから返却していませんか。私は観終わったり、聴き終わったら(コピーし終わったら・・・(爆)自分で使用する分には法律違反ではないようです)もったいないと思わずに即座に返却するようにしています。会社で提出物があったとしても、期限ぎりぎりに提出しません。その方が、心に余裕が持てます。
(5)目標は高すぎず設定する
人は目標を高く設定しすぎる傾向があります。いっぺんに高望みせず、ちょうど良い目標を設定し、小さな成功を重ねて、うまくいったら徐々に目標を高くしていきます。
(6)経過を楽しむ
目的を達成することだけに集中すると、自分を見失ってしまうし楽しくありません。経過を楽しむことができれば、生きていて楽しいです。
(7)心はゆったり、手足はしっかり動かす
経営の神様だった松下幸之助さんは、「心は緊張、体はリラックス」と言われていましたが、私はちょっと違います。
「心はゆったり、手足はしっかり動かす」が良いと思います。
人の脳には「自動制御機能(ロボット機能)」が備わっています。
手足を意識的に動かそうとしなくても、訓練されて習慣付けられれば、心で思っただけでも、手足は動いてくれます。
楽器を練習すれば、意識的に手を動かさなくても、ひとりでに動いてくれるのと一緒です。
(8)楽をすることを考える
私たちは、楽をすることが「悪いこと」だと教えられてきたのではないでしょうか。そんなことはありません。ただ、楽をする目的が違います。
工夫して、複雑なことを簡単なことに置き換えていきます。
簡単なことをすると、①間違いが少なくなる。②効率が上がり、もっとたくさんできるようになる。③楽なことはやっていて楽しい。と良いことづくめです。
(9)音楽が心をいやしてくれる
私は音楽が大好きなのですが(自分で作曲やアレンジもします)、音楽は人の心を癒してくれます。疲れたときには、あまり音楽を聴きたいと思わないこともありますが、リラックスできる癒し系の音楽もあります。
音楽は人間が発明したものの中でも優れたものです。音楽の無い世界は、いかにつまらないものかと私は思います。
楽しい音楽を聴くと、心も楽しくなりますし、心が元気になります。
それでは、また。
「忙しい」という漢字は「心を亡ぼす」と書きます。
人は忙しい時には、自分を見失ったり、正しく考えられなかったりします。
忙しくても充実していたり、正しく物事が運んでいれば、その限りではありませんが。時間に追われていたり、仕事や勉強に追われ、あせった状態では人は判断を誤りがちです。
(1)時間に余裕をつくる
みなさんは朝、列車の時間に間に合わなくて、駅まで走った経験はありませんか?駅まで走るよりも、もう少し早起きした方が、時間に余裕がもてて、ずっと楽です。
私もなかなか早起きができなかったのですが、ひょんなきっかけで早起きするようになりました。早いときには朝5時に起きます。早起きするためには、睡眠時間を確保するために少し早めに寝る必要がありますが。
「早起きは三文の徳」と言いますが、三文とは、現在のお金にして150円ぐらいです。でも、私は心のゆとりを得る早起きは1000円以上得をした気持ちがします。
(2)80%の力で行う
第一法則(幸せは真中にある)の「頑張りすぎない」にも書きましたが、心と体の出力を100%出し切らずに80%におさえ、残りの20%の余裕でコントロールし、自分を見失わないようにします。
(3)道を1本にしない
人は「これしかない!」と道を1本にしがちです。その1本道がダメならば、あきらめてしまいます。道は1本ではありません。方法はたくさんあります。少なくとも3通り考えて、その中で一番良い方法を選びます。選んだ方法でダメだったら、次の方法で再度やってみます。
(4)期限ぎりぎりにする必要はない
たとえば、レンタルでDVDやCDを借りたとき、みなさんは期限いっぱいまで借りてから返却していませんか。私は観終わったり、聴き終わったら(コピーし終わったら・・・(爆)自分で使用する分には法律違反ではないようです)もったいないと思わずに即座に返却するようにしています。会社で提出物があったとしても、期限ぎりぎりに提出しません。その方が、心に余裕が持てます。
(5)目標は高すぎず設定する
人は目標を高く設定しすぎる傾向があります。いっぺんに高望みせず、ちょうど良い目標を設定し、小さな成功を重ねて、うまくいったら徐々に目標を高くしていきます。
(6)経過を楽しむ
目的を達成することだけに集中すると、自分を見失ってしまうし楽しくありません。経過を楽しむことができれば、生きていて楽しいです。
(7)心はゆったり、手足はしっかり動かす
経営の神様だった松下幸之助さんは、「心は緊張、体はリラックス」と言われていましたが、私はちょっと違います。
「心はゆったり、手足はしっかり動かす」が良いと思います。
人の脳には「自動制御機能(ロボット機能)」が備わっています。
手足を意識的に動かそうとしなくても、訓練されて習慣付けられれば、心で思っただけでも、手足は動いてくれます。
楽器を練習すれば、意識的に手を動かさなくても、ひとりでに動いてくれるのと一緒です。
(8)楽をすることを考える
私たちは、楽をすることが「悪いこと」だと教えられてきたのではないでしょうか。そんなことはありません。ただ、楽をする目的が違います。
工夫して、複雑なことを簡単なことに置き換えていきます。
簡単なことをすると、①間違いが少なくなる。②効率が上がり、もっとたくさんできるようになる。③楽なことはやっていて楽しい。と良いことづくめです。
(9)音楽が心をいやしてくれる
私は音楽が大好きなのですが(自分で作曲やアレンジもします)、音楽は人の心を癒してくれます。疲れたときには、あまり音楽を聴きたいと思わないこともありますが、リラックスできる癒し系の音楽もあります。
音楽は人間が発明したものの中でも優れたものです。音楽の無い世界は、いかにつまらないものかと私は思います。
楽しい音楽を聴くと、心も楽しくなりますし、心が元気になります。
それでは、また。
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