Mr.ブラボーの幸せになるこころの法則

Mr.ブラボーはこころの幸せについて、いつも考えています。お金や物も大切ですが、Mr.ブラボーは「こころの幸せ」が真の幸せだと考えています。このブログは宗教とは関係ありません。ブログの更新は、毎週水曜日の予定です。 この処方箋がみなさんの心の健康にお役に立てば幸いです。初めてこのブログをお読み下さる方は最初にこちらをお読み下さい。

第四法則(素直になる)

知らないことを知らないと言えること

 私の父親は、何かを質問しても、「わからない」とか「知らない」と答えたことがあまり無かったように思います。
小学校の教職員をしていて、人にものを教える立場だった父は、「知らない」と答えることを許されないと思っていたのかもしれません。質問されると必ず考えて、何かしらの回答を出していました。
 そんな環境で育てられた私も、知らないことを「知らない」と答えられるまでに、時間がかかりました。私の頭の中には「知らない」と答えることは、恥ずかしいこと、カッコ悪いことだという意識がありました。
でも、大人になってからは、知らないことがあったら、自分で調べたり、素直な気持ちで「教えてください」と言えるようになりました。
 人には「知りたい」という欲求(私流に言うと知識欲)があります。この情報化社会では、必要なことを知っているのと知らないのでは、生きていく上で大変な差が生じます。それに、知らないことが多いと、不安になります。
 私が小さかった頃は、パソコンやインターネットなどあるはずもなく、情報源として百科事典が売られていました。教養のために、一家に1セット百科事典を備えておいた時代です。
その百科事典でも、私が調べたいことが載っていないこともありました。今ではインターネットのウィキペディアのページで、百科事典に載っていないようなことも掲載されています。ウィキペディアに掲載されている情報は、すべてが真実ではないかもしれませんが、私としては、その内容を信じてもよいとして読んでいます。
 知らないことや、わからないことがあったら、まずは自分で調べたり考えたりしてみて、それでも回答が得られなかったら、それを知っている人に素直な気持ちで「教えてください」と教えを請うことは、とてもよい事だと思います。

それでは、また。

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信じることについて

 この世の中は嘘が渦巻いていて、なかなか人や情報を素直に信じられない世の中になっています。
なにかにつけて人の言動や人そのものを疑う人もいます。「人を見たらどろぼうと思え」という言葉もあります。
宗教に入信して、その宗教を一心に信じている人もいます。その良し悪しはさておき、何かを信じられることは、ある意味うらやましいです。
 ここで、何を信じるかということに着目してみると、いつも正しいことを言っている人は、信じてもいいと思います。その人も人間ですから、時には間違いも犯します。でも、いつも正しいことを言っているならば、信じてみる価値があると思います。
 世の中には、嘘をつく人が大勢います。私は基本的には嘘をつかないように心がけています。嘘をついてごまかすと、その場しのぎにはなりますが、その嘘がばれると、後でもっと大変なことになりますし、信用も失います。
私は、嘘をつくぐらいなら、言わない方がまだましだと思います。
社会人になって、会社に遅刻したときに、よく、言い訳けをして、その場をしのぐ人がいます。私ならば、寝坊したら寝坊したと素直に言って、素直に謝罪します。また、今後そのようなことが起きないようにするための「歯止め策」も述べます。その方が、自分の気持ちもすっきりしますし、相手の気持ちもすっきりすると思います。
 馬鹿正直に他人をすべて信じると、悪意を持った人に騙されることがあります。疑うことも大切ですが、すべてを疑ってかかるもの考えものです。自分の経験と勘をたよりに、相手の言っていることを多少は疑っても、信じることをしなければ、いつまでたっても真実にたどり着けません。
 相手を信じるには、まずは自分を信じることです。自分がいつも嘘をつかないようにしていれば、次第に自分を信じられるようになります。

それでは、また。

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自分の殻を割ることについて

 人は少なからず、自分を育ててくれた両親に、物の考え方の影響を受けます。
知らず知らずのうちに、その考え方の殻(から)に閉じ込められています。
確かに、確立された思考パターンの中で生活していると、人は一種の安心感が得られます。
でも、ここには危険が伴(ともな)います。誤った物の考え方があったとして、自分でそれを判断できないと、誤った道に進んでしまいます。
 青年期に差し掛かると、反抗期が訪れます。自分で何でもできる自信が持てるようになると、何かにつけて、とにかく反発したくなります。
私には反抗期がほとんどありませんでした。そのため、こころの成長が、ほかの人よりも遅くなってしまったかもしれません。でも、私はこれはこれでよしと考えています。
 私は両親が教員という、特殊な環境で育ちました。私の両親は、自分の考え方に絶対的な自信を持っていました。そして子供の私に、絶対服従を命じました。
小学2年生のとき、絵のコンクールに出品したことがあります。そのとき、私の母親は「あなたは背が高いので、入賞したときに年齢を疑われないように、1歳年上にして応募しなさい」と言いました。私はそのいいつけを守り、1歳年上にして出品して、みごと入賞しました。そのとき、公平に審査されるように、母親に「実年齢で応募したい」と言えたら、どんなに良かったことでしょう。
 私の父親は、宝くじが好きで、30年間ジャンボ宝くじを買い続け、最高5万円に一度だけ当選しました。収支を考えると、支払いのほうが圧倒的に多く、損をしています。父親はジャンボ宝くじで1等を当てることが夢でした。その夢を、今度は私にたくしました。
ジャンボ宝くじで1等が当たる確率は、約1200万分の1で、これは、「限りなく0に近い」確率です。
最初、私は父親に影響され、ジャンボ宝くじではなく、ロト6を買い続けていましたが、最近では、そんなものにお金を使うよりも、仕事でお金を稼ぐことの方が大切だと思うようになりました。宝くじは「夢を買うもの」と割り切るようになりました。
 自分を信じて目覚め、自分なりの物の考え方を確立することは、とても大切なことです。
自立するとは、自分で自分の選択した道に責任を持つことでもあります。これは、なかなか厳しいことです。
人は、精神的にも自立して、はじめて大人になります。
両親から受けた物の考え方をもう一度、自分の中で消化して、新たな見解でその呪縛(じゅばく)から逃れることは、とても大切なことだと思います。

それでは、また。

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自信は持たなくていい

「あなたは、自分に自信がありますか?」という漠然とした質問があります。
「自信があります」と答えるのも結構ですし、「自信がありません」と答えるのも結構だと思います。
ただ、この質問は漠然としすぎていて、いったい何に対しての自信の有り無しを問うているのががわかりません。
私は、何かにつけて変に自信を持つよりも、自信は持たない方が素直だと思います。
逆に、「何に対しても自信がない」のも困りものかもしれませんが。
「何に対しても自信がない」と悩んでいる人は、最初から自信を持たない方がいいと思います。
無理にに自信を持とうと頑張ったり、悩んだりするよりは、「より謙虚で、より素直」な方がずっといいと思います。
どうしても自信を持ちたい場合、自信は持とう持とうと思っても、持てるものではありません。
小さな成功や達成を積み重ねていくうちに、それが自然と自信につながると思います。
「自信」とは、それまでの成功体験や経験により、未来の不確定な物事に対して、達成できる予測がある程度つくことです。
過去に一度うまくいったから、今度もうまくいく(可能性が高い)というのが「自信」なんだと思います。
また、論理的に考えて、達成できる要素が十分にそろっている場合、それが「自信」や「確信」に変わります。
私は、無理に背伸びをせず、等身大に考えることが大切だと思います。

それでは、また。

単純化することについて

現代のこの世の中、情報が氾濫し、とかく複雑になっています。この複雑さが人を不幸にしているとも言えます。
また、たびたび新約聖書を引用して申し訳けないのですが(断っておきますが、私はクリスチャンではありません)、新約聖書には「人間は物事を複雑にしすぎる」と書かれています。テレビやインターネットを通しての情報には嘘もたくさん含まれています。特に、テレビのバラエティー番組は創作した嘘で作られています。
世の中が複雑になっているのは、先ほど申し上げた、テレビやインターネットを通しての「情報の氾濫」もあるのですが、一番の原因は人間が持っている「感情」だと私は思っています。
人は感情に溺れると、論理性を失い、思考や判断を誤ります。誤った思考や判断が渦を巻き、周りの人々を混乱させ、それがまた感情に訴えかけて、不幸の渦(スパイラル)を作り出しています。
また、ほとんどの人はつじつまあわせのために嘘をつきます。この嘘が論理をかき回して、情報を複雑にし、人々をよりいっそう不幸にしています。何でもバカ正直に言えばいいというものではありませんが、つじつまあわせのために嘘をつくよりも、言いたくない事は黙秘を守り、言わない方がずっと素直だと思います。
物事を単純化するためには、まずは本当の事と、嘘を見極めることから始まります。何が真実であるかを見極めます。また、複雑な事は「モデル化」すると簡単でわかりやすくなります。たとえば、複雑な遺伝子(DNA)もモデル化し、立体図形化することで、人間にも理解できるようになりました。DNAは4つの異なる塩基(ヌクレオチド)から構成されています。それぞれの塩基にA・T・G・Cという文字が割り当てられており、必ずAとT、GとCがペアになっています。
感情に溺れないようにするためには、ある程度感情をコントロールすることが必要です。感情をコントロールするには、以前にも書きましたが、感情のボリュームを絞る訓練を常日頃から行います。これは、感情にブレーキをかける事とは違います。どちらかというと、アクセルを緩めることに近いです。
素直な心を持ち、真実を見極め、常に平常心を保てるようになると、感情の渦に巻き込まれることはありません。多くの人がこれをできるようになると、世の中の多くの人がもっと幸せになれると思います。

それでは、また。
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