みなさんは「考える」ということについて、考えたことがありますか?
このようなことを「考える」と、今、自分はいったい「考えている」のか、それとも「考えていない」のか、堂々巡りしてしまいますよね(笑)。
私は大学生のときに初めて、「考える」ということについて考えてみました。私は「考える」ということは、以下のような頭の働きであると認識しています。
(1)今ある知識の中から、命題に関連することを思い出す。
(2)今あるものに、何かを付け加えてみる。
(3)2つのことを組み合わせてみる。
(4)同じ仲間を集めてみる(共通点を見出す)。
(5)情報を整理してまとめる。
(6)物事を違った視点(角度)から見てみる。
(7)全く新しい発想で、新たに創作する(作る)。
みなさんは、「考えてください」と言われたときに、「(7)全く新しい発想で新たに創作する」という事をやっていないでしょうか。実はこれが「考える」ことの中で一番難しいことです。これではなかなか答えが出ません。これらの事は、大学時代に卒業論文を書いたときに気がついたことです。
論文は、「既存の論文に新たに何かを付け加えたものを自分の論文としてもよい」ということがヒントになりました。
話が変わりますが、この世の中の「難しいこと」、「複雑なこと」は全て「簡単なこと」、「単純なこと」の組み合わせで出来ています。
画数が多くて難しい漢字、たとえば「鬱」や「鸞」も、かんむり、偏(へん)と旁(つくり)等にばらばらに分けて考えると、そんなに難しくはありません。
コンピュータのプログラムも単純なコードの組み合わせで出来ています。
また、複雑なことは「モデル化」すると、単純化、視覚化されて理解しやすくするために有効です。複雑な化学式はモデル化することで単純化され、視覚化されてわかりやすくなります。
今回は「考えること」について考えてみました。上記の(1)~(7)は、意識的にやってもなかなかできることではありませんが、知識として知っておき、いざというときに使ってみるとよいと思います。

それでは、また。