私は中学生のとき、バスケットボール部に所属して部活を行っていましたが、そのとき、コーチ兼監督から、試合のときは「オフェンス(攻撃)の時に休め」と指導されました。
バスケットボールという競技はともすると、試合中走りっぱなしの競技になります。これでは体力が持ちません。また、ディフェンス(防御)で手を抜くこともできません。
そこで、逆転の発想で、オフェンス(攻撃)時に体を休めるというものです。普通に考えれば、攻撃時には全力を使いますので、休む暇などありません。それを、ドリブル時に相手のディフェンスが離れていれば楽にドリブルをして、その間に体力を温存(回復)するということです。
正直言って私にはそれができませんでした。それで、オフェンスもディフェンスも全力を使い、一試合が終わるとバテバテの状態でした。監督が言いたかった事は、もっと余裕を持って試合にのぞめということだったのでしょう。でもこれは上級者ができることであり、私のような初級者には、なかなかできることではありませんでした。
 日本の会社員の残業時間は、世界の先進国の中でも多い方だと思います。最近では残業時間規制があったりして、昔よりは大分少なくなったようですが、私が若い頃は、時間を計上しないで仕事をする、いわゆるサービス残業が当たり前でした。有給休暇を提出した日に仕事をすることもありました。ただ、日本人の仕事効率は海外の先進国に比べて悪いものだと聞いています。要するに仕事をだらけてやっているということです。仕事中に無駄な時間を過ごしている事や、お付き合いの時間もあります。
 分かっちゃいるけどなかなか出来ないこともありますが、時間は効率的に使いたいですね。その為には、自分を律することが必要になって来ます。

それでは、また。

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