動物は食べ物を食べて生きているが、人は目的を食べて生きていると言っている人がいました。
私の小学校時代の先生が、動物と人間の違いは、「動物は食べるために生きるが、人は生きるために食べる」と言われていました。
 人が生きていくには、心のよりどころになる物、心の栄養=糧(かて)が必要です。人それぞれに好みが違いますので、心の糧が何になるのか、一概には言えません。私の場合は、それは、音楽を作ることや、継続して英語(主に英会話)を勉強してキャリアを積み上げることです。実際に口語英語で使われている言葉は、学校で習った英語とは少し違っています。また、難しい単語を使わずに、簡単な単語を組み合わせて表現していきます。
 人によっては、子育てが生きがいの人もいるかもしれませんし、仕事で何かを達成することが生きがいになっている人もいるかもしれません。また、趣味が生きがいの人もいるでしょう。何かを信じてそれを継続することが心の糧になる人もいるかもしれません。
 宗教も心の糧になる場合があります。ただ、私が思うには、宗教は元々人を幸せに導くための教えであるべきだということです。日本では、憲法で「信教の自由」がうたわれていますので、宗教においてはまったく自由です。世界中を見渡すと、日本みたいに宗教が自由な国は少ないと思います。逆に言えば、日本人は宗教に関して無関心であるとも言えます。東南アジアやアフリカ、中東では、宗教対立による内戦が起きています。イスラム教では、神のためには人間を殺してもよいという考えの人もいます。それでは本末転倒だと思います。
 人には感情があって、必ずしもいつも論理的に考えられるとは限りません。論理的に考えれば必ず損をする、ギャンブル(パチンコ、競馬等)に没頭する人が大勢います。これらも趣味の範囲でやる分には、問題ないと思いますが、お金を借りてまでやるようになると、問題だと思います。
 みなさんはどのような心の糧をお持ちでしょうか?継続してできる心の糧を持っている人は幸せだと思います。

それでは、また。

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