人が生きていく糧(かて)になるものに、食欲、性欲、金欲の3つがあります。でも、人としてもっと精神面で崇高なものを目指すには、真・善・美があると思います。
「真」とは、何が正しくて、何が間違っているかを追求することで、この世の中のありとあらゆることの真の姿を探求することだと思います。物理学者が素粒子について研究して、宇宙の誕生の仕組みを究明することは、最先端のことかもしれませんが、私はそこまでは求めません。私たちが生きていくうえで、必要最低限の真実がわかればそれでよいと思っています。
「善」とは、人のためになること、他人の手助けをして、世の中をよくすることです。時代や時と場合によって、善の基準が変わって来ることがあります。戦争が起きれば、敵国の兵隊をたくさん殺すことが善になります。でも、ちょっと待ってください。私が求める善とは、不動、不朽の善を意味します。
生命について考えると、生命を維持することが善であり、命を殺すことが悪ということになります。
知能の低い昆虫にしても、本能において生きる方向に行動するように仕組まれています。知能が高度に発達した人間は、他人を殺したり、自殺する方向に行動してしまうことがあります。これは誤った行動です。
「美」については、数年前に「断捨離(だんしゃり)」という仏教用語が流行したことがありましたが、不要なものを捨てて、身も心も軽くして精神的に健康になることが挙げられます。私たちは普段の生活の中で、もったいなくてなかなか物が捨てられずに、不要なものも長期間とっておくことが多々あります。1年間使わなかったものを整理して捨てるなどすることも必要です。美しいものに、音楽、美術等の芸術があります。女性(または男性)の裸も、性を意識すればポルノになり、美を意識すればヌードになります。
 「真・善・美」を追求すれば、普段の生活や精神が、もっと豊かになるのではないでしょうか?

それではまた。

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