大脳生理学では「人の脳は騙(だま)せる」そうです。例えば、映画を見たり、夢を見ているときに、人の脳はそれがあたかも現実のように錯覚します。そこに目をつけたのが、私が「アクター(アクトレス)効果」と呼んでいるものです。
 アクター効果というのは、自分が他人になりすまして、それを演じることで、より心のエネルギーを引き出して、やる気を高めるというものです。また、それにより、充実感も高まります。
 例えば、苦手な科目の勉強をしているときに、第三者の目から自分を見ていることを想像して、あたかもテレビドラマの主人公になったような気持ちで勉強すると、苦手な勉強も苦にならなくなることがあります。語学を勉強するとき、例えばフランス語を学ぶときに、自分がフランス人になったことを思い浮かべて勉強すると、学習効果は高まります。
 日常生活や仕事においても、この「アクター効果」は役に立ちます。多くの人は、朝、起きるのが辛いと思います。そういうときにも「アクター効果」を使って、第三者の目から自分を見て、目覚め、起き上がります。
 仕事をするときも、第三者の目から自分を見つめ、効率よく仕事をこなします。また、仕事をするときは、最悪の事態も想像して、危険を回避します。
 みなさんも「アクター効果」を実践して、日常生活を充実させてみてはいかがでしょうか。

それでは、また。

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