私の父親は、何かを質問しても、「わからない」とか「知らない」と答えたことがあまり無かったように思います。
小学校の教職員をしていて、人にものを教える立場だった父は、「知らない」と答えることを許されないと思っていたのかもしれません。質問されると必ず考えて、何かしらの回答を出していました。
 そんな環境で育てられた私も、知らないことを「知らない」と答えられるまでに、時間がかかりました。私の頭の中には「知らない」と答えることは、恥ずかしいこと、カッコ悪いことだという意識がありました。
でも、大人になってからは、知らないことがあったら、自分で調べたり、素直な気持ちで「教えてください」と言えるようになりました。
 人には「知りたい」という欲求(私流に言うと知識欲)があります。この情報化社会では、必要なことを知っているのと知らないのでは、生きていく上で大変な差が生じます。それに、知らないことが多いと、不安になります。
 私が小さかった頃は、パソコンやインターネットなどあるはずもなく、情報源として百科事典が売られていました。教養のために、一家に1セット百科事典を備えておいた時代です。
その百科事典でも、私が調べたいことが載っていないこともありました。今ではインターネットのウィキペディアのページで、百科事典に載っていないようなことも掲載されています。ウィキペディアに掲載されている情報は、すべてが真実ではないかもしれませんが、私としては、その内容を信じてもよいとして読んでいます。
 知らないことや、わからないことがあったら、まずは自分で調べたり考えたりしてみて、それでも回答が得られなかったら、それを知っている人に素直な気持ちで「教えてください」と教えを請うことは、とてもよい事だと思います。

それでは、また。

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