宗教を信仰している人はもとより、宗教を信仰していない人でも、一度は神や天に祈ったことがあると思います。
私の友人に、敬虔なクリスチャンの人がいて、彼は毎日、神(天)に祈っています。
一心に祈っている人を見て、笑ってはいけないと思います。祈る事は、決して無駄ではありません。
よく無宗教の人が信仰をしている人をみて、「ばかばかしい」とか「神に縋(すが)っている」と蔑(さげす)むような事をいうことがあります。祈ることは、決してすがることではありませんし、ばかばかしい事ではありません。
精神を統一して、一心に天に思いを伝えます。
宇宙は意志を持っています。この意志の事を、宗教では神と呼んでいます。
天に向かって、一心に祈りを奉(ささ)げると、強い思いが宇宙の意志まで届きます。そして、その意識同士がリンクして宇宙とひとつになり、自分にフィードバックされます。
天に祈りを奉げたときに願いが叶(かな)ったり、ひらめいたりするのは、このためです。
また、祈る時には両手を合わせたり、組み合わせたりします。人の体には、微弱ながら「生体電流」が流れています。実は、両手を合わせて、その手を胸から頭の高さにしたときに、この生体電流が一番強くなります。
それだけでも、何か効果があるように思えて来ます。
精神を集中して一心に祈ったら、行動も起こさなければなりません。
この世の中に「絶対」はありません。自分に出来る最大の事をして、あとは待ちます。
以前、書きましたが「人事を尽くして天命を待つ」です。
みなさんも、一日一回、天に祈りを奉げてみてはいかがでしょうか。

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