「平常心」とは、どのような物事に対しても、平静に、冷静に対処していくことのできる素直な心のことです。
私たちは日常生活において、いろいろなストレスや不快なでき事、対人関係に翻弄(ほんろう)され、なかなか平常心が保てないでいます。また、仮に平常心を保てる人がいたとしても、継続して平常心を保つことは難しいです。
体調が悪いときには、脳は体調を保つために働くため、頭の働きがにぶくなり、平常心を保ちにくくなります。
平常心を保つための1つに、呼吸法があります。呼吸はこころとからだをつないでいます。
一般的に効果のある呼吸法は、「5秒で吸って10秒で吐く」というものです。
思考をするときに精神を集中できるのは「息を吐く」ときです。
また、仏教において、「一念三千」という言葉があります。これは天台大師の説かれた言葉ですが、平たく言えば、今の心の状態は最悪の状態から最高の状態まで三千通りあり、それが刻一刻と、ダイナミックに移り変わっているという意味です。
それを説明するのに「十界(十法界)」があります。これも心の状態のことで、悪い方から良い方へ順に
(1)地獄(じごく)
(2)餓鬼(がき)
(3)畜生(ちくしょう)
(4)修羅(しゅら)
(5)人(にん)
(6)天(てん)
(7)声聞(しょうもん)
(8)縁覚(えんがく)
(9)菩薩(ぼさつ)
(10)仏(ほとけ)
となります。平常心を保った状態は(5)人であると、私は思っています。
平常心を保つには、運動をして体を健康な状態に保つこと、素直で優しいこころをもつこと、強いこころを持つことが大切だと、私は思います。

それでは、また。

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