「自分の頭で考える」なんて、あたりまえじゃないかと、みなさんは思うとおもいます。
でも、よく考えてみると、自分の思考はかなりの部分で操作されている事に気がつくと思います。
幼少の頃から、子供は親や育ててくれた人の影響を受けて育ちます。そのとき、ものの考え方にも影響を受けます。
私たちは日本語という言葉を通して思考します。実は、言葉というものは、実際の思考情報よりも、数が少ないものです。ですから、たいていの場合、言葉で言い表せる範囲で思考することになります。
宗教や思想にも、思考は影響を受けます。そのため、人は自由に思考しているつもりでも、実際にはいろいろな制約を受けることになります。
自由思考の一つに「ブレーンストーミング」があります。これは、他人の意見を批判しないというルールのみで、自由に思考し、意見を述べることです。
この世の中にある「規則」のほとんどは禁止事項で成り立っています。「あれをやってはダメ、これをやってはダメ」というわけです。その制約のために、思考にいつもブレーキがかかった状態になります。
もっと悪いのは、自分の頭で考えることを放棄して、他人のいいなりになることです。
私は宗教を否定するわけではありませんが、宗教は、ものによっては、自分の頭で考えることを放棄し、教えに従わせるものがあります。
確かに、自分の頭で考えなくてもよければ、それはある意味、楽なことです。
でも、自分の頭で考えることを放棄すれば、他人に騙されることもありますし、自分で舵(かじ)をとれなくなります。
団体に所属すれば、大きな船に乗ったのと同じで、ある意味楽です。でも、自分の考えで行動すれば、小さな船なので大変ですが、自分が船長です。
本当に自分の頭で考えているか、たまにはもう一度見なおしてみることも必要なのではないでしょうか。

それでは、また。

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