辞書で「反省」を調べてみると、次のように書いてありました。
以下、大辞林より。
「振り返って考えること。過去の自分の言動やありかたに間違いがなかったかどうかよく考えること。」
私はこれではこの言葉に対する解釈が、不十分だと思います。
大抵の辞書には悪い点に対しての反省しか書いてありません。
反省には必ず「良い点」と「悪い点」の両方の反省があります。
反省するということは、「しょげる」ことではありません。
過去に行ったことについて省みて、チェックし、良かった点と悪かった点それぞれについて確認します。
良かった点については再度、同じことを行います。また、できるならば、より改善を試みます。
悪かった点については、悪かった内容について、どこがどのように悪かったのかを分析し、歯止め策を考案して実行し、同じ失敗を二度繰り返さないようにします。
このように普段、当たり前だと思っていたことが、当たり前ではない場合もあります。
みなさんも、いろいろな物事に対して、もう一歩踏み込んで考えてみてはいかがでしょうか。

それでは、また。