みなさんは、横断歩道で赤信号を渡ることはありますか。
私はあります(笑)。
但し、かなり細い道で、車がまったく通らない場合に限ります。私は昔はどんなことがあっても、信号は絶対に守っていました。
今は違います。ただ、赤信号を渡るときには、車が来ていないことを、まわりをよく注意して確認し、青信号を渡るときの3倍の注意を払って渡ります。
この場合、ただ、「赤信号を渡ってはいけない」と考えるのではなく、「信号は何のためにあるのか」までを考えることが大切です。
ちなみに、歩行者は信号無視をして赤信号を渡った場合、道路交通法での罰則はありますが、検挙された事例は聞いたことがありません(信号を無視して車にひかれた場合、ドライバーの過失責任が軽減され、歩行者に対する保証は減るとおもいますが)。
日本ではですが、信号は交通弱者である歩行者を守るためにもあります。もちろん車のドライバーも人間ですから必ずしも信号を守ってくれる保障はありません。信号だけを信用していては、大変なことになります。
それでは安全確認はどうすればよいか。最後は自分の目を信じてで安全を確認するしかありません。

子供がよく、「そんなこと法律で決まっているのか?」ということがありますが、法律では必要最低限のことしか決まっていません。
法律で決まっていないことは、自分のモラルで行動を決めるしかありません。
私は可能な限り、法律を守るようにしています。「ばれなきゃいい」ということも中にはありますが(笑)。
法律違反をして警察に逮捕され、不幸になる人が後をたちません。
こういうとき、架空の第三者(神様でもかまいません)を心の中に描いて、常に架空の第三者に見られていることを意識すればいいと思います。

それでは、また。